次世代エイジングケア!ヒト幹細胞培養液

2023,03,18

ヒト幹細胞培養液とは

ヒト幹細胞培養液(ヒト幹細胞エキス)は、ヒトの皮下脂肪から採取した脂肪由来の幹細胞を培養するときに分泌される成分です。幹細胞は、自己複製能と様々な細胞に分化する能力(多分化能)を持つ特殊な細胞です。この2つの能力により、発生や組織の再生などを担う細胞であると考えられています。

幹細胞は真皮層にある真皮幹細胞に働きかけ、肌細胞を活性化させる効果があります。 そのため、効果的なエイジングケア成分として注目を浴びています。

幹細胞培養液の種類

幹細胞の種類は大きく分けて3つあり、ヒト由来・植物由来・動物由来です。

ヒト幹細胞

ヒト由来の幹細胞。医療や美容において頻繁に使われるのは、ヒトの皮下脂肪から採取した脂肪由来の幹細胞。医療機関では、ヒトの脂肪組織から幹細胞を分離して培養して数千万個から1億個に増やして、体に戻す治療が行われています。

幹細胞を培養する際の“上澄み液”(培養液)には、多くの成長因子を含む百十種類の活性物質が含まれており、その培養液を化粧品の材料ととして使用します。
人間の細胞の表面にはその特定の機能をスタートさせる “レセプター”というカギ穴のようなものがあり、ヒト幹細胞培養液には、その穴に合致するカギになる成分(成長因子や活性物質)が豊富に含まれ、細胞が活性化し、最も効果が期待できると考えられています。

植物幹細胞

植物における幹細胞は、栄養成分が豊富で、細胞分裂が活性化している場所である、種子の中の胚や根の先端、茎の付け根といった植物の成長に重要な部位に存在し、様々な細胞に分化させる能力(多能性)を持っています。
 しかしながら、植物幹細胞にはヒト幹細胞のように鍵と鍵穴のような仕組みがないため、効果も限定的であると考えられています。抗酸化力・保湿力は期待でき、動物由来の成分が苦手な方には、おすすめです。

動物幹細胞

ヒトの皮膚幹細胞と構造が似ているといわれる羊やブタ、馬といった動物の胎盤から採取された幹細胞が用いられることが多い。ヒトの皮膚に塗布して細胞の活性化が期待できると言われていますが、アレルギーを発症するリスクも否定できず、安全性の面からも国内ではまだ流通していません。

幹細胞培養液の働き

細胞培養液(幹細胞エキス)は、細胞活性化のサポートが期待できる有効成分として認知されています。
細胞の表面には、「レセプター」と呼ばれるカギ穴のようなものがあり、そのカギ穴に一致するカギ(=リガンド)が結びついて初めて細胞の活性化が行われます。

「ヒト由来幹細胞」や「ヒト幹細胞培養液(ヒト幹細胞エキス)」は、カギ穴に一致するカギ(=リガンド)となる成長因子(グロースファクター)などのサイトカインを豊富に含み、細胞そのものに働きかけ活性化させ、肌組織を健やかな状態に導きます。
ただし、植物由来幹細胞にはレセプターとリガンドの仕組みが無いため、細胞への作用は不明点が多いと言われています。

そもそも肌荒れの原因とは?

なかなか対処できない肌悩み、それは「肌老化の根本原因=細胞の不活性」
体内の活性酸素の増加や紫外線を浴びることにより、肌荒れや肌の乾燥などの肌トラブルの原因となります。

体内には、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)という細胞内に発生した活性酸素を分解する酵素が存在します。このSODにより、美容や健康が保たれていますが、ストレスや紫外線、加工食品(食品添加物)、排気ガスなどの外的要因により、体内で作られるSODだけでは美容や健康が保つことが厳しいというのが現状です。
よって、「SODの減少」→「活性酸素の大量発生」→さらに「細胞活性低下」の悪循環が起こります。

成長因子

肌は、ターンオーバーといい一定のサイクルで新しく生まれ変わっています。
表皮の一番奥にある基底層にて細胞が生まれ、下の層から上へ上へと押し上げられて徐々に表面の肌と成長し、最終的に角質層にて古い細胞が垢となって剥がれ落ちます。

表皮幹細胞の活性が悪くなりターンオーバーのサイクルが遅れると、古い角質やメラニン色素などの物質の排出が滞るため 透明感が失われたり、シミ・くすみができやすくなる、キメが整わない、テカリやすいなどの肌トラブルが起こります。

線維芽細胞

若々しく美しい肌を維持するために欠かせない細胞です。ダメージにより線維芽細胞の活性が悪化することで、コラーゲンの減少による弾力感の喪失、エラスチンの減少によるハリの喪失、ヒアルロン酸の減少によるうるおい不足や艶の喪失といった肌の不調が起こります。真皮の中で、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出し、肌にハリや弾力、うるおいをもたらす働きを持っています。線維芽細胞の働きが活発だとターンオーバーがスムーズに行われ健やかな肌を保ちます。

真皮幹細胞

真皮幹細胞は、肌の奥にある真皮で「線維芽細胞」を生み出している細胞です。肌のハリの元となる細胞です。加齢とともに細胞が減少すると、たるみやシワを引き起こします。

ヒト幹細胞培養液(ヒト幹細胞エキス)は 、真皮幹細胞や線維芽細胞、表皮幹細胞に直接働きかけ、細胞を活性化し、肌組織を再生する成分を豊富に含んでいます。そのため、肌悩みの原因を根元からケアし、理想的な肌を作り出します。

従来の基礎化粧品は、老化によって減少したコラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分を直接肌に塗布して補うというものでした。しかし ヒト幹細胞培養液は、成長因子(グロースファクター)を肌に補給することで細胞を活性化させ、自ら美容成分を作り出せる肌を目指す点において、他のものと大きく異なります。

ヒト幹細胞美容液で肌ぢからUP

つまりヒト幹細胞培養液は、起こったトラブルに対してケアをするのと違い、細胞を作りだす部分に働くことで肌状態の底上げをしてくれるということです。

銀座Luceでもヒト幹細胞美容液を使用したメニューがあり、大変好評いただいております。
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