これで完璧!ホームスキンケア【拭き取り化粧水】

2023,03,28

拭き取り化粧水とは

クレンジングや洗顔で落とし切れなかった汚れ、古い角質などを取り除いてくれるスキンケアアイテムです。
肌にとって不要なものを落とすことで、肌のゴワつきを改善したり、ターンオーバーを整えたりするなど、美しい肌を作るのに効果的に働いてくれます。

拭き取り化粧水の効果

ターンオーバーを促進

加齢やさまざまな原因で、肌の新陳代謝が衰えてくると、古い角質が肌に残ったままになります。その影響で、角質が硬くなり肌がゴワつく、くすみ、シミ、ニキビなど肌荒れやトラブルが目立つようになるのです。

拭き取り化粧水には、肌の表面に残っている古い角質を取り除く働きがあり、肌のターンオーバーも促進してくれます。ターンオーバーが正常に行われるようになると、肌のキメが整い、くすみのない透明感のある肌に近づけるのです。

肌老化を防止

クレンジングや洗顔をしっかりやっているつもりでも、肌や毛穴の汚れ、クレンジングや洗顔料が残ってしまうことがあります。これらが、長い間残っていると、肌荒れを引き起こす、酸化して肌老化を進める原因を作ってしまうのです。拭き取り化粧水を使うことで、肌荒れを防ぎ、若々しい肌を保つことにつながります。

スキンケア製品の浸透を助ける

化粧水や美容液のなじみが悪いと感じるのは、古い角質がスキンケア製品の浸透を邪魔していることが大きな原因のひとつです。拭き取り化粧水によって、古い角質が取り除かれると、化粧水などの浸透力もアップします。古い角質を取り除くケアとしては、ピーリングが有名ですが、ピーリングよりもマイルドで肌に優しいのです。

拭き取り化粧水の使い方

使用タイミングはクレンジング・洗顔の後です。
洗顔後、化粧水をつけるのではなく、「拭き取り化粧水」をコットンに含ませて、毛穴に汚れが残っていそうなところ(鼻やTゾーン、おでこまわり等)を重点的に拭き取ります。

使用するときは、摩擦によるダメージをできるだけ減らすようにしましょう。コットンの素材や種類によって、コットンの感触も異なりますので、柔らかいタイプを使ったほうが肌への刺激も少なめです。また、拭き取り化粧水の使用量が少ないと、肌への摩擦が大きくなってしまいます。1回あたりの適量は、それぞれの製品によって差はありますが、コットンがヒタヒタになるくらいの量を意識して使うのが、肌をいたわるコツです。

使用の注意点

肌をこすらない

拭き取り化粧水には肌の角質を柔らかくする働きがあるので、コットンで優しくふき取るのが一般的な使い方になります。
コットンを強く押し当て、こすり取ってしまうのはNG。肌に負担がかかるうえ、傷つけてしまいます。時間をかけることなく、こすらずにふき取ることが注意点のひとつです。

肌の調子が悪いときは避ける

生理前の肌がセンシティブな時期や、日焼けをしてしまった肌に拭き取り化粧水を使うのは禁物です。注意点として肌の調子が悪いときは、拭き取り化粧水を使ったスキンケアは避けることをおすすめします。
吹き出物の原因となりますし、肌荒れを起こすと治るまで時間がかかってしまうことも否めません。肌が弱い人は、拭き取り化粧水を使う頻度を下げたほうが無難です。

目の周りや口元は使わない

目の周りや口元の皮膚は、薄くカサつきが目立ちやすい部位です。乾燥肌は皮脂の過剰分泌を招いてしまうため、目元や口の周りを拭き取り化粧水で拭き取るのは避けることを注意点として掲げます。
目の周りはくすみが目立ちやすい部分ではあるのですが、ターンオーバーの滞りによるくすみではなく、血行不良によるものの可能性が高いため、拭き取りすぎは禁物です。

使用後は保湿ケアを入念に!

何度か触れていますが、拭き取り化粧水を使って肌の角質を除去することは、肌の乾燥を強めるような思わぬ逆効果も見られます。拭き取り化粧水を使ったあとは、保湿化粧品を使って丁寧な保湿ケアを行うことも注意点として覚えておきましょう。
とくに夜の時間に拭き取り化粧水を使った場合は、保湿ケアを入念に行ってから就寝するのがコツです。

最後に

拭き取り化粧水は、肌の調子を整える働きを担います。使い方の注意点などを守り、使用する時間帯などに気を付けることで、その後の化粧水や美容液の効果をより高めてくれるでしょう。肌の調子に合わせて普段のスキンケアにプラスしてみてください。

合わせて読みたいホームケアブログ

これで完璧!ホームケア【クレンジング】編

これで完璧!ホームケア【洗顔】編