これで完璧!ホームスキンケア【美容液】

2023,04,01

美容液の役割

美容液は「ハリ・弾力」「毛穴」「美白」「目元専用」など特定の肌悩みに働きかけて集中ケアをする役割をもち、目的に合わせて高い美容効果を発揮するものです。

一般的に10代~20代前半ぐらいの肌であれば、水分量があり潤いが保たれているので、基本のスキンケアだけでも十分かもしれません。一方、20代後半~30代以降になると、徐々に水分量が減少し乾燥がどんどん進んでいきます。代謝が悪くなりターンオーバーが乱れることも、肌トラブルを招く要因の一つです。

そんな加齢による肌悩みに対して、化粧水と乳液だけで十分だと感じられない場合は、美容液をプラスするのが良いでしょう。

美容液の主な種類

エッセンス(ESSENCE)

化粧水とセラムの中間に位置するイメージのアイテム。化粧水よりも特定の悩みに働きかける役割を持ち、基本のスキンケアでは物足りないとき、プラスの効果を求める場合におすすめです。化粧水に近いサラサラしたテクスチャーで、肌なじみがよく浸透性が高いです。

セラム(SERUM)

エッセンスよりもさらに美容成分が凝縮されたアイテム。肌悩みや求める効果に対して、より集中的に予防ケアをするときに効果的です。エッセンスよりもとろみのあるテクスチャーが一般的。

ブースター(BOOSTER)

洗顔後、化粧水の前に使うもの。導入美容液とも呼ばれます。肌を整え柔らかくする働きをもつ成分が配合されているので、その後のスキンケアの浸透をよくします。化粧水や美容液の効果を高めたいときに使います。

美容液を使う順番

化粧品を効果的に使うなら、適切な順番でお手入れすることも大切。特に美容液は使うタイミングに迷ってしまうアイテムではないでしょうか。

一般的に、化粧品は【水分の多いもの】 → 【油分の多いもの】の順番に使うと効果的です。アイテムのテクスチャーでいうと、【サラッとしているもの】 → 【とろみのあるもの】の順が目印となります。

通常美容液は、化粧水で肌を整えたあと、乳液やクリームの前に使うことが多いですが、複数の美容液を使う場合の順番も、上記テクスチャーの違いを参考にするとよいでしょう。ただし、美容液の中でもブースター(導入美容液)は、その後のスキンケアの浸透をよくする役割があるため、「洗顔後すぐ、化粧水の前」に使います。

美容液の使い方

美容液の塗り方に特別難しいことはありません。他のスキンケアアイテムと同様に、肌を摩擦しないよう気を付けて、適量を優しく顔になじませてください。

①適量を手に取り(通常 2プッシュ or 2滴程度)、両手のひらに軽く伸ばしたら、顔全体になじませます。優しくハンドプレスをすると浸透力がアップします。

②乾燥が気になる部分など、重点的にケアしたい部分には重ねづけをします。

③美容液のあと浸透を待つ必要はありません。水分が蒸散してしまうので、あまり時間を置かず次のスキンケアへうつってください。

美容液を使う頻度

美容液は化粧品なのでもちろん毎日使って構いません。「肌が慣れてしまうから、毎日使わない」「高価な化粧品を使うと肌が甘えてしまう」といった話を耳にすることがありますが、実際にそんなことはありません。

初めて使う美容液が肌に合っていた場合、肌の調子がよくなる高揚感を感じますが、そのうち肌の調子がよい状態に慣れてくると、効果を実感しにくくなることがあります。そもそも美容液は肌の不調を感じた後に使うものではなく、肌トラブルの予防のために使うもの。日頃からケアすることがおすすめです。

美容液の選び方

美容液を選ぶ際のポイントは「どんな肌悩みをケアしたいか」という目的に合わせて選ぶことです。
また、美容液を分類すると、①肌悩み別美容液、②部分用美容液、③使用目的別美容液 があります。それぞれの特徴をご紹介するので、ぜひ美容液選びの参考にしてみてください。

① 肌悩み別美容液

乾燥 セラミドやコラーゲン、アミノ酸、ヒアルロン酸など保湿力に優れた成分が配合された美容液。20代から50代まで幅広い年代に向いています。使用感はベタつきにくいものや、しっかり重めのものなど様々です。
エイジングケア
(ハリ・弾力)
保湿力に優れた成分に加えて、レチノールなどのハリを与える成分や、アスタキサンチンなどの活性酸素対策成分が含まれているものがあります。30代・40代・50代以降のエイジングケアに。
毛穴 毛穴の開き・たるみには保湿力のあるヒアルロン酸やビタミンC誘導体、毛穴の黒ずみ・詰まりには角質を除去するグリコール酸(AHA)やサリチル酸など、毛穴の悩みに合わせたものを選ぶと◎。
美白(しみ対策) メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ有効成分が配合された、薬用美容液(医薬部外品)を指します。配合成分によっては肌に刺激になることがあります。
肌荒れ(敏感肌) 肌荒れなどトラブルが起きやすい肌に、エタノールを含まない等の優しい処方になっていたり、グリチルリチン酸2Kなど炎症を抑える成分が含まれているものもあります。

② 部分用美容液

しわ・ほうれいせん しっかり保湿をすることで乾燥小じわを防ぐ目的の美容液もありますが、ナイアシンアミドやレチノール等、しわ改善有効成分を配合した医薬部外品が人気です。全顔用もありますが、しわが気になる部分に使うタイプが主流。
ニキビ ニキビ予防や炎症を抑える効果のあるグリチルリチン酸2K、サリチル酸等の有効成分を含む医薬部外品が一般的です。ニキビ跡のケアには幹細胞やセラミド配合がおすすめ。こちらもスポッツケアが主流です。
目元 目の下のたるみやクマ、目元の小じわ、疲れた目元のケアに。デリケートな目周りにも使えるよう優しい処方になっています。

③ 用途別美容液

ブースター(導入美容液) 肌を和らげ、その後のスキンケアの浸透をよくします。洗顔後すぐ、化粧水の前に使用します。
朝用・日中用 訴求成分を含みつつも、化粧下地やUVカットの機能、さらにはベースメイクの役割を果たすものもあります。

美容液選びに困ったときは・・・

何を使えばわからないときは、肌をしっかり保湿してくれる高保湿美容液を選びましょう。

乾燥小じわやたるみ毛穴、くすみ、バリア機能低下による肌荒れなど、あらゆる肌トラブルを引き起こす要因は“乾燥”です。保湿はどんな肌タイプや年齢でも大切なケアといえます。

まずは潤い成分がたっぷり入った美容液から試してみるのがおすすめです。

セラミド セラミドは肌の潤いやバリア機能を保つために重要な役割を果たす成分です。保湿効果の高いヒト型セラミドが配合されているものがおすすめです。
NMF(天然保湿因子)
アミノ酸
角質層に存在する保湿成分がNMF(天然保湿因子)であり、その主成分であるアミノ酸も高い保湿効果が期待できます。
ヒアルロン酸 肌の潤いを保つ代表的な保湿成分。肌なじみがよく、角質層の水分を保持しながら、しっとりとなめらかな肌にしてくれます。
幹細胞 新しい細胞を生み出し、肌のターンオーバー促進やコラーゲン産生を促す働きをもつ細胞。この幹細胞を培養した成分を配合した幹細胞コスメが、主にエイジングケア分野で注目されています。
コラーゲン 肌の柔軟性やハリを保つのに重要な成分。年齢と共にしぼんでくる肌にハリ・ツヤを与えます。エイジングケアに取り入れたい成分です。
エラスチン 肌のハリ・弾力に重要な役割を果たすエラスチン。肌の弾力が失われるとしわやたるみに繋がるため、エイジングケアにおすすめの成分です。

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トリートメントエッセンス

海藻から生まれた「ラミループ(褐藻エキス)」が肌の保水機能をバックアップする保湿美容液


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